低用量ピルを正しく服用した際の避妊率は0.1%と言われており、ほぼ確実に避妊できます。
但し、飲み忘れや正しい飲み方を知らず、妊娠してしまう方もいるようです。服用者全体でいうと、5%近くの方がピルを服用していても、妊娠したことがあるというデータも見かけます。

とはいえ、服用方法は簡単で、1日1回決まった時間に服用するだけです。
飲み忘れ時の対応に悩む方もいらっしゃると思いますので、順を追って説明していきます。

低用量ピルの種類別の飲み方

低用量ピルは、女性ホルモンの配合比率によって、1相性、2相性、3相性の3種類に分かれます。
また発売時期により成分が変わり、第1~4世代に分かれています。

・トリキュラー・・・3相性第2世代(トリキュラーED、トリキュラー21)
・マーベロン・・・1相性第3世代(マーベロンED、マーベロン21)
・メリアン・・・1相性第3世代(メリアンED、メリアン21)
・マーシロン・・・1相性第3世代(マーシロンED、マーシロン21)
・ヤーズ・・・1相性第4世代
・スーシー・・・1相性第3世代

上記のように、代表的なピルでも種類は違いますが、どの相性・世代ピルも基本的な服用方法は同じで、28日周期で服用します。

21錠タイプのものは、1日1回21日間継続服用し、7日間休みます。

28錠タイプのものは、1日1回28日間継続服用しますが、最後の7日間は偽薬(避妊成分なし)を服用します。
これは服用期間を開けないことにより、飲み忘れを防ぐためのものです。

低用量ピルの飲み始め

低用量ピルは「月経の第1日目」から飲み始めるのが基本です。サンデーピルといって「月経が始まった最初の日曜日」から飲み始めるものもありますが、指定された日から毎日、決まった時間に飲む習慣を身につけるようにしましょう。

・デイワンスタート(月経の第1日目)
生理開始日から飲み始めるタイプのピルです。低用量ピルの最も基本的な飲み方で、服用当日から避妊の効果が現れます。
ただし生理が始まって24時間以内に服用しないと、当日の避妊効果は得られません。

・サンデースタート
生理がきた週の日曜日から飲み始めるタイプのピルです。周期を把握しやすいので飲み忘れが少なく、生理日を週末に重ならないようにできるメリットがあります。 ※避妊効果は、服用の1週間ほど後に現れますのでご注意ください。

低用量ピルを飲み忘れた場合

飲み忘れに気付いたタイミングによって、対応が変わります。

・飲み忘れが24時間以内の場合

気付いた時点で1錠、さらに予定時刻に1錠飲む。予定時間に昨日の飲み忘れに気付いた場合は、その時点で2錠飲んでください。

・飲み忘れが24時間以降の場合

ピルを飲むのをやめて、次の月経を待って、新しいシートで飲み始めるようにしましょう。
月経周期を崩したくなければ続けて飲んでもいいですが、飲み忘れた日から避妊効果はなくなるので、次のシートに入るまでは、避妊効果はないことをくれぐれも忘れないようにしてください。

※28錠タイプは、偽薬期間中の飲み忘れは問題ありません。


>>低用量ピルの基本情報、効果・副作用について